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日本人海外組ゴールランキング2025-26|68名の成績をリーグ別に徹底比較

2025-26シーズン、欧州22リーグで活躍する日本人選手68名のゴール・アシスト・出場数を、football-jpが集計した。上田綺世の25ゴールという突出した数字を筆頭に、各リーグのトップパフォーマーを確認しながら、W杯2026の代表候補争いの実態を読み解く。

2025-26シーズン ゴールランキングTOP10

2026年5月時点でのリーグ戦ゴール数上位をまとめると、以下の順位となっている(データ:football-jp、Wikipedia、2026-05時点)。

  • 1位:上田綺世(フェイエノールト、エールディビジ)リーグ25G / 全大会25G
  • 2位:大橋祐紀(ブラックバーン、チャンピオンシップ)リーグ10G / 全大会10G
  • 3位(同率):塩貝健人(ヴォルフスブルク、ブンデスリーガ)リーグ7G / 全大会7G
  • 3位(同率):三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム、エールディビジ)リーグ7G / 全大会7G
  • 3位(同率):小川航基(NECナイメヘン、エールディビジ)リーグ8G / 全大会8G
  • 6位:堂安律(フランクフルト、ブンデスリーガ)リーグ5G / 全大会7G
  • 7位(同率):田中碧(リーズ・ユナイテッド、プレミアリーグ)リーグ2G / 全大会4G
  • 7位(同率):森下龍矢(ブラックバーン、チャンピオンシップ)リーグ4G / 全大会4G
  • 9位(同率):三笘薫(ブライトン、プレミアリーグ)リーグ3G / 全大会3G
  • 9位(同率):南野拓実(ASモナコ、リーグ・アン)リーグ3G / 全大会4G

プレミアリーグ在籍の三笘薫がリーグ戦3ゴールという数字は、一見地味に映るかもしれないが、プレミアという競争水準では十分な貢献量として評価される。一方でエールディビジ組が上位を独占している点は、オランダリーグが日本人ストライカーにとって得点しやすい環境であることを示している。

上田綺世25ゴールの衝撃|エールディビジ得点王争い

フェイエノールトの上田綺世が記録した30試合25ゴールは、2025-26シーズンの日本人海外組を語る上で避けては通れない数字だ。1試合平均0.83ゴールというペースは、エールディビジの得点ランキング上位に定着するもので、チャンピオンズリーグにも出場するクラブのエースとしての地位を不動のものにしている。

上田の得点パターンは単純ではない。クロスへの飛び込みとDFラインの裏への抜け出しを使い分け、左右どちらの足でも正確に枠を捉える。ボックス内での駆け引きはここ2シーズンで明らかに洗練されており、単独での打開力というより「味方との連携で生まれる決定機を最高確率で仕留める」というストライカー像に近い。

エールディビジの日本人選手一覧では、上田以外に小川航基(NEC、8G)・三戸舜介(スパルタ、7G)も2桁圏内に迫っており、オランダリーグにおける日本人FWの存在感は際立っている。

大橋祐紀46試合10ゴール|チャンピオンシップで証明した適応力

イングランド2部チャンピオンシップのブラックバーンに在籍する大橋祐紀は、46試合10ゴールというフル稼働のシーズンを終えた。チャンピオンシップはシーズン総試合数が46試合に設定されており、フィジカル強度・試合ペース共にプレミアリーグに次ぐ水準。その環境で2桁ゴールを達成した大橋への注目は、プレミアリーグ複数クラブからも上がっていると報じられている。

同じブラックバーンには森下龍矢(37試合4G)も在籍しており、日本人2名がチームの主軸を担う稀なケースとなっている。ブラックバーンのチームページでは両選手の試合別成績を確認できる。

チャンピオンシップという舞台の意味

プレミアリーグへの登竜門と呼ばれるチャンピオンシップだが、その競争レベルは欧州中堅リーグ以上という評価も少なくない。毎週激しい接触プレーが繰り広げられる環境で数字を積み上げた選手は、上位リーグへのアダプテーションが速いとされる。大橋の場合、長身FWとしてのヘディング・フィジカル勝負という武器がイングランドスタイルとの親和性を高めている。

リーグ別日本人選手の成績まとめ

プレミアリーグ(5名)

三笘薫(ブライトン、3G)・遠藤航(リバプール)・鎌田大地(クリスタル・パレス)・田中碧(リーズ)・高井幸大(トッテナム)の5名が在籍。三笘が得点でリードしており、遠藤はボランチとして守備貢献が主体。プレミアリーグ日本人選手の詳細はこちら

ブンデスリーガ(17名)

塩貝健人(ヴォルフスブルク、7G)・堂安律(フランクフルト、リーグ5G・全大会7G)・伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン、1G)らが牽引。17名という在籍数は全リーグ中2位で、ドイツへの日本人選手の浸透度を示している。守田英正(スポルティングCP)はポルトガルリーグでリーグ29試合・UEFAチャンピオンズリーグ出場という充実したシーズンを過ごした。ブンデスリーガの日本人選手一覧も参照。

エールディビジ(9名)

上田綺世の25Gが突出。板倉滉・冨安健洋のアヤックスCBコンビも欧州トップレベルの守備陣として機能している。オランダリーグは日本人選手が実績を積むステージとして機能しており、チャンピオンズリーグ経験者まで輩出している。

チャンピオンシップ(9名)

大橋祐紀(10G)・斉藤光毅(QPR、3G)・松木玖生(サウサンプトン)ら9名がプレミア昇格を目指す環境で切磋琢磨している。

W杯2026代表入りへの競争状況

森保ジャパンのW杯2026(北中米開催、6月開幕)に向けた26人枠への競争は、今シーズンの数字によって大きく左右される。上田綺世の25ゴールはセンターFWとしての序列を揺るぎないものにしており、フェイエノールトでのCL出場経験も加わって代表ストライカーの最有力候補となっている。

一方、堂安律・塩貝健人・守田英正・鎌田大地らは所属クラブで出場機会を確保しており、代表候補として有力視される。大橋祐紀については、2部リーグ在籍という点が選考に影響する可能性もあるが、数字の説得力は十分だ。

日本代表グループF(オランダ・スウェーデン・チュニジア)の詳細はW杯日本代表特集ページで随時更新している。全68名のシーズン成績は日本人選手一覧から確認できる。

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日本人海外組の分布と「なぜベルギーに19名いるのか」を掘り下げた分析はジュピラー・プロ・リーグと日本人選手の関係で解説している。W杯放送ガイドはW杯2026無料放送まとめ、日本代表26人の顔ぶれはW杯日本代表26人選考レポートを参照。